若者投票率向上委員会

若者の投票率を上げるために、各自治体や民間で行っている活動にフォーカスしてご紹介していったり、投票率に関する思うところなど記事にしていきます。

若者世代に伝えたい次世代の社会を作るための選挙

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社会を支える若者にとって、『高齢者に優しい社会』にはどれだけのメリットがあるのか疑問です。しかしながら、現在の投票制度では投票率が高く、年々増え続けている高齢者にとって有利な政治となりやすく、18歳から与えられた選挙権も若者世代の投票率を考えると良い成果を得られなかったという印象が強く残ります。

 

もし、この記事を読んでいる方が18歳、19歳であり、すでに選挙に行き、投票したという人であれば、どうすれば同級生や友人に選挙に参加してもらえるか、ということを若者世代の目線で考えてもらいたいと思います。なぜなら、未来の日本を作っていくのは、親でも祖父母でもなく、高齢の政治家でもなく、選挙権を与えられたばかりの18歳や19歳といった若者たちだからです。

 

現在、学生である人は大人たちが作ったカリキュラムに沿って、大人から学ぶという作業を繰り返し行っているかと思いますが、いずれは学ぶ側ではなく作る側や教える側の世代となるときがきます。カリキュラムというのは、社会が求めているものを落とし込んでいるようなものですから、次世代を担う人へのメッセージでもあります。社会は自分たちだけで完結させるものではなく、次世代に譲り渡していくものです。

 

今の社会は、次世代に譲り渡せるようなプラスの材料や明るい要素がほとんどないために、若者世代の人たちが積極的に選挙に参加しようと思えない状況であることも理解はできます。でもその一方で、世代交代も急速に進んでいるので、少しでも早く社会に触れ、選挙にも参加することをお勧めします。